● 2008年 6月
● 生命(いのち)について考える。
6月2日、脚の悪い仔猫を保護しました。

道路脇の排水溝の中で、寄るな!触るな!近ずいたら、ぶっ殺すぞ!と、小さな体いっぱいに敵意を表し、シャー!シャー!バズ!バズ!という声と身振り。あまりの反抗にたじろいだ時、逃げる時に後脚を引きずっているのに気ずきました。やっと捕まえましたが、物凄い勢いで威嚇してきます。後左脚はぶらぶら、ただひきずっているだけでした。

タオルでくるんでキャリーボックスに入れて連れ帰り、落ち着くまでお風呂場に入っていてもらうことにしました。

ご飯とトイレを用意し、そっと様子を見ていると、ガツガツと食べています。全く動かない後脚をズルズル引きずり、トイレにも行っています。引きずる脚なので、ウンコがアチコチについてしまいます。キャリーボックスを棲家と決めたようで、私が見に行くとあわててボックスに隠れます。ウンコの着いた脚なので、ボックスの中に敷いたタオルがすぐ汚れます。タオルを変えるときが、また、大変!シャー!!!バズ!!!の連発です。

片手に乗るぐらいの小さな仔猫、いままでどうやって生きてきたのでしょうか?この絶え間ない攻撃態勢を見ていると、よくがんばったね!!!といとおしく感じます。なんとか一人前に暮らしていけるようになって欲しい。そう、思いました。
動物病院の先生に診てもらうと、冷たくなっている脚は引きずっているうちに、傷から壊疽になる可能性があり、切断が必要との診断でした。この頃、彼(男の子でした!)は2ヶ月ほど。4ヶ月くらいで脚と去勢の手術を予定することにしました。

保護して一週間後、娘が洗面所で仔猫を洗ってくれました。ウンコやオシッコで大分臭くなっていましたが、側に寄ると相変わらずの威嚇で、入浴(?)は諦めていましたが、何のことはなく、娘はひょいと持ち上げてお湯を張った洗面台で、きれいに洗ってくれました。脚は力も入らずブラブラ、足先まで冷たかったです。本人はといえば、はじめは、シャー!、シャー!と抵抗していましたが、段々気持ち良さそうに、ウットリしていました。

その時、この子に名前がつきました。マサキです。娘が樹の名前からつけました。常緑低木で、木に正しいと書くこの名前は、とってもよい名だと思いました。

その後、マサキはしっかり元気になり、よく食べ、よく走り回っています。友人のアドバイスで、後左脚は血の巡りが良くなり、、少し引きずってはいますが、仔猫らしく走っています。高いところにも何とか工夫して上ります。高いところから飛び降りたりします。他の先輩猫とも仲良くやっています。遊んでコールがうるさいと、時々、先輩にバチィとやられたりしながらですが。
あの日、あの時、あのままのしていたら・・・
生命の強さ、ありがたさを感じています。