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コラム/シエムリアプの日本人 : a・la・place

● 2007年 12月

● シエムリアプの日本人

優雅なクメール文字
カンボジアでは、公私にわたって日本の支援が行われているのは知っていましたが、訪れたシエムリアプの街で実際に体験しました。


アンコール遺跡の壁に彫られたクメール人
1
地元の女性ガイドさんに案内された土産物屋さんは、小島幸子さんが始めた店。マダムサチコのアンコールクッキーが評判です。観光ガイドだった3年前、小島さんは、土産物で買いたいものがない。といわれ、はじめてから3年で60人の現地女性が働く事業に成長しました。カンボジアの若い人が働く場を作りたい。そんな思いからの出発だったそうです。おいしいクッキーですよ!


遺跡に寺院の中の仏像、内戦の痛手
2
遺跡の修復、保存には上智大学が関わっています。研究員の三輪悟さんは、97年から10年間、アンコールワットの修復作業を行っていますが、時間を守らない現地のひとと、認識の差に悩むことも多かったとのこと。時間を守らない原因の一つが、アナログの時計が読めないことだと気ずいたのはつい最近のことでした。2年前、カンボジア女性と結婚され、今は地元の人たちとのギャップを埋めることが楽しくなったということです。


大きく広びろとした堀
3
娘が是非訪れたいと、カンボジア独特の自転車タクシーで行ったクメール織物研究所は、京都出身の森本喜久男さんが主宰。カンボジアの伝統的な織物を復興させ、現地の女性の自立を支援し、合わせて内戦の中で途絶えていた伝統の技術、経験、知恵を継続させてきました。1995年からはじめた活動は世界でも認められ、フランス、ドイツなどでもその織物は発表されています。多くのメヂアでも取り上げられ、現在は織物、染料の材料のためにも、森の保全にも着手、基金集めがなされています。


シエムリアプだけのカンボジアでしたが、3人の日本人の活躍の現場を見て、一人の力の大切さを感じました。クメール伝統織物研究所のホームページは、http://iktt.esprit-libre.org/です。是非ご覧下さい。


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