● 2007年 11月
● シエムレアプの時間
11月8日から12日、カンボジアのシエムレアプに行きました。
アンコールワット遺跡群の観光が目的でした。
9日、10日、11日と3日間で9箇所の遺跡を見に行きました。
この街の周辺だけで、こんなにたくさんの遺跡があるとは知りませんでした。
ワットとトムが有名で、この2ヶ所と、タ・プロムというアンジェリーナ ジョリーの映画の舞台となった遺跡が主な観光スポットで、殆どの観光客は1日コースで見てしまうようです。
私も、ベトナムも含むツアーがいいと思いましたが、還暦の祝いにとわたしにこのツアーをプレゼント
してくれた娘の意向で、シエムレアプだけの滞在にして、大正解でした。
ワットもトムも良かったですが、8世紀から10世紀のワット以前の遺跡はより強く印象に残りました。
また、ツアーバスで巡る道すがら、シエムリアプの街、遺跡の周辺の村の様子を見ることが出来たことはなによりの収穫でした。
9日、まず、アンコールトムに行きました。ここは一つの町、名前も 大きな町 という意味です。
世界遺産に登録される前は、人が住んでいました。

塔の下を通って町の中に入ります。

町の周りには大きな堀があります。


中はとても広く、心地よい空間です。

ここは象のテラスと呼ばれています。


顔の石仏がいっぱい、石を積み上げてから彫られています。

犬はどこでも自由です!


次はタ・プロム、プロムおじいさんという意味です。遺跡を掃除し、護ったので、その名が付けられたということです。
映画 トゥームレーダーの映画が撮影された所。樹木が石積みの寺院を破壊しています。


自然の力の凄さです。
アンコールワットは、他の遺跡と異なり、王の墓のある寺院のため、正面が西に向いています。
そのため、観光には午後が適しています。写真を撮った時、陽の光が綺麗に写るからです。
午後3時ごろ、アンコールワットに到着、アンコールワットとは、大きな寺院という意味です。

ここは外堀を渡る橋、左はオリジナル、右は後で造ったものです。今後、オリジナルは崩壊が進み、なくなるだろうといわれています。


外側の回廊をぬけると、寺院全景が現れます。手前に見える池は雨季に出来る水溜り、11月は乾季に入ったばかりなので、まだ池が残っていました。

アンコールワットの塔の周りには三層の回廊があり、最上部は天国を表しています。上の回廊に行くためには、とても急な階段を上らなければなりません。階段が急な理由は、天国へ行くのは簡単ではないということだそうです。


回廊の壁には、人々のくらしや戦いに行く戦士たち

神々や神話などが描かれています。

この日のクライマックスは日没。


近くの小高い山からのサンセットを見るため、大急ぎ駆け上がりました。
残念ながら、低い雲で夕陽の全貌は見られませんでしたが、美しい夕暮れには、間に合いました。


10日は、タイとの国境近くの山の中、クバルスピアン 川の中の遺跡です。以前はここに寺院がありました。

休憩所にいた犬、乳飲み子がいる様子。お昼の残りの魚は喜んで食べましたが、一緒にあげたご飯は見向きもしませんでした。


犬以上に多いのが水牛です。


午後はベンメリア遺跡、宮崎駿の天空の城ラピュタはここをモデルにしたといわれています。


確かに、天空の城の中を歩いているようでした。訪れるひとも無く、近くに住むこどもたちの遊び場になっています。静かで、穏やかな空気です。

これぞ天空の城のシンボルツリー!?


幻想的な池、一瞬次元の異なるところにいるような感覚になりました。


この遺跡の村の辺りは、地雷の被害のあるところ、両脚のない男の子がゴザの上に腹ばいになっていました。

カンビジアの猫はみな美人、そしてみんなスレンダー。

散歩中の親子鳥、猫と鳥が同じ洗面器で水を飲んでいました。


11日は、4時半に起き、アンコールワットで日の出を見ました。この日も曇りがちな日で、雲間からの陽の光。でも、ステキでした。
そして、 5箇所の遺跡に行きました。アンコールワットやアンコールトムは石でできた遺跡です。10世紀から11世紀の頃の建造。
それ以前は、レンガが使われていました。

バンテアイ・スレイはその代表的な寺院、ここの女神像が余りに美しい表情なので、フランスに持っていかれそうになったという話があります。
問題の女神像は、立ち入り禁止になったため、見ることは出来ませんが、写真の女神にも人を感動させる微笑みがありました。


夕方近くに行った、ロリュウス遺跡群のひとつは、レンガと石の混合の遺跡です。古い時代の建造物と後の時代の建造物が混在しています。
日暮れの時間、シルエットでみる遺跡、四方に置かれた象の背中はいい感じでした!
最後の日(12日)、アジア最大の湖、トレンサップ湖に行きました。


水上生活をしている人々、


人と一緒に、犬や猫も暮らしています。犬や猫はどうやって、オシッコするんでしょうか?


水上マーケットには食料品、生活雑貨のほか、ワニまでいました。


水上住宅の引越しです。教会も引越しするんです!
シエムリアプの街にも少し慣れてきました。
観光地としての開発はどんどん進んでいます。ホテルの側にとても立派な博物館が出来ていました。11月12日オープンだったので、行って見ました。ところが警備の男性に止められました。言葉は通じず、ハッキリしませんが、ともかく、今日はまだ入れない。
あきらめて、ホテルに帰りましたが、そんなことはよくあるようで、ホテルの人たちもあまり気にしていませんでした。


ホテルに帰る途中、鶏?の親子の散歩に会いました。
なかなかいい旅でした。