● 2005年 2月
● 雑木林の鳥たち

寒さは一年で一番厳しいときですが、
すでに春の足音は聞こえてきます。
今まで、私はあまり鳥に関心をもっていませんでしたが、
朝夕の犬の散歩で、いやおうなしに通る雑木林ではこの時期、
野鳥がよく見えます。
鳥の名はさっぱりわかりません。
でも、各々独特の鳴き声で仲間同士で話し、
枝から枝へ飛びうつっている姿は、見ていて楽しいものです。
ある朝、その特徴ある鳴き声に、声の主を捜しました。
林の中ではなく、電信柱で一羽、さかんに鳴いています。
その時、突然、鳥たちに非常に興味を持ったのです。
樹冠と林床の間に暮らすたくさんの鳥たち。
葉を落とした雑木林でのまた新しい発見に
心躍るような、うれしい体験でした。
野生に生きているものと、
決して野生に生きているとは言えない私達、人間との共存。
そのことに一生懸命、頭を抱えて悩んでいる人間、
以外の生きものは淡々と、そしてしっかりと自らの
一日づつの暮らしを全うしているように思えます。
植物も生きものの一部、
人間も同様に生きものの一部、そう実感します。
そして、月やその他の惑星へも行けるだけの科学の力をもつ人間と、
小さな町の小さな雑木林で生涯を終える動物や鳥たち。
大きな力をもったなら、その責任をも大きく受け止め、
とめどなくふくらむ影響力を自覚する必要性を重く感じました。
思いがけなくやってきた、3匹の犬と合計8匹の猫との生活。
それ以前の生活では感じなかったであろうたくさんのことを、
感じさせてもらっています。
自分自身の内面になる認めたくない部分まで。
彼ら、一匹ずつのしなやかさ、たくましさに感謝。

昨年10月に施工したお庭。
雪割草がひっそりと咲いていました。